■木質系セメント板とは
木質系セメント板(もくしつけいセメントばん)とは、木毛、木片等とセメントを混ぜて、圧縮成形した素材です。
建材として昔から多く使われていましたが、どちらかというと下地材で工場、学校、スポーツ施設、ホール等の屋根下地や壁下地等によく使われてます。自分の学校も木質系セメント板でした。住宅ではモルタルの下地等に使われていました。
現在では、特徴的なテクスチャーから塗装したりして仕上げ材として使われる事も増えてます。
現在では、特徴的なテクスチャーから塗装したりして仕上げ材として使われる事も増えてます。
■木質系セメント板の種類
・木毛セメント板(もくもうセメントばん)
木材をリボン状に削り出した木毛を混ぜたモノ・木片セメント板(もくへんセメントばん)
名前の通り木片を混ぜたモノ■木質系セメント板の特徴
木質系セメント板は、木材とセメントの特徴を合わせ持ちます。セメントならではの防火性に加えて、木材ならではの断熱機能、調湿機能、軽量性と施工性の良さがあります。
さらに、吸音性、遮音性も良く、アスベストやホルムアルデヒト等の有害物質を含んでいない(F☆☆☆☆ではなく告示対象外)ので、健康にも優しいです。
そして、原材料の木毛や木片は間伐材や端材から作られるので、環境にも優しい材料です。
スレート板とは違うので、手のこでの切断、釘打ち等も出来るので、加工性、施工性にも優れます。
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