キフォステンマ・ユッタエ

2025年4月19日土曜日

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2024.8.13撮影

キフォステンマといえばウター・マクロプスが有名ですが、こちらも塊根から紙のように剥がれる黄金色の表皮があります。また塊根だけでなく多肉質で大きな葉が特徴的な植物です。

英語表記

学名は Cyphostemma juttae(キフォステンマ・ユッタエ)。南アフリカ原産のブドウ科の多肉植物で小さな赤い実もつきます。ただし、この実は有毒なので食べないようにしてください。また「バタリーフ」や「ワイルドグレープ」とも呼ばれています。

特徴と育て方

ユッタエは、ぷっくりと膨らんだ幹(塊根)が特徴のコーデックス植物です。葉は肉厚で波打ち、乾燥に強く見た目もエキゾチック。育て方としては、日光をしっかり与えることがポイント。風通しの良い場所に置き、過湿を避けて管理しましょう。

増やし方

基本的には実生で増やすのが一般的です。発芽には時間がかかりますが、成長過程を楽しみたい方にはおすすめです。挿し木での増殖は難しいため、初心者には種子から育てる方法が向いていると思います。

育成場所

春から秋は屋外の半日陰がベスト。直射日光が強すぎると葉焼けすることがあるので注意が必要です。冬は寒さに弱いため、室内の明るい場所で管理してください。風通しと湿度管理がカギになります。

温度

生育適温は20〜30℃程度。冬場は最低でも10℃以上を保つようにし、寒さで葉が落ちても春には再び芽吹きます。暖房のある室内での管理が安心です。

水やりの頻度

春〜秋の生育期は土が完全に乾いてからたっぷりと水やりを。冬の休眠期は月に1〜2回程度の控えめな水やりで十分です。根腐れを防ぐためにも、水の与えすぎには要注意。
2024.8.13撮影

肥料をあげるタイミング

生育が活発になる春から夏にかけて、月1回程度の液体肥料を与えると成長が促進されます。秋以降は肥料を控え、植物のリズムに合わせた管理を心がけましょう。

かかりやすい病害虫

多湿環境では根腐れやカビが発生しやすくなります。また、カイガラムシやハダニにも注意が必要です。発見したらすぐにブラシで除去するか、薬剤で対処しましょう。風通しの良い環境を保つことが重要です。

まとめ

キフォステンマ・ユッタエはそのユニークな姿と育てやすさから、多肉植物ファンに人気の高い種類です。日光、水やり、気温の管理にさえ気をつければ、初心者でも楽しめるコーデックス植物。ぜひこの個性的な植物をお部屋に迎えてみてください。

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